2016/10/25 23:38

踏みしめる
落ち葉の数と
同じだけ
君の名前で
音を立てたい
5・7・5・7・7の合計31音の短い詩である「短歌(たんか)」。
短歌を詠う作家のことを「歌人(かじん)」と呼びます。
平安時代から今日まで、1000年以上の歴史を誇る文学スタイルのひとつです。
みなさんは、こんなふうに考えたことはありませんか?

もしも言葉が形になったなら
どんな色なんだろう。
どんな感触なんだろう。

そこで、手に取ったのは
針と糸。
言葉を糸でなぞったら

短歌が刺繍になりました。
31on(サンジュウイチオン)は、歌人・鈴掛真による短歌造形アイテムプロジェクト。
その一貫として、刺繍短歌は生まれました。

リビングやダイニング、寝室など、生活の様々なシーンに溶け込む短歌のキャンバス。
鈴掛真が、すべて自ら刺繍を施した、この世にひとつしかない一点ものです。
この秋の新作は、紅葉のあたたかな色合いが印象的な一品。
舞い降りる落ち葉も、すべて刺繍で施されています。



ご自宅のインテリアやプレゼントとして、“一片の文学”を手にしてみてはいかがですか?

